地狗星 金毛犬

段景住


 赤髪、黄髭の人物、金色の毛の犬との綽名をもつ。北辺を彷徨い、ケチな馬泥棒として暮しをつないでいたある日、金国王子の名馬照夜玉獅子を盗み、仲間入りのため梁山泊へと向ったが、途中曽頭市で馬を奪われてしまう。
 芒蕩山を落として凱旋してきた宋江は訳を聞き仲間入りを認めると、戴宗に様子を探らせた。曽頭市は梁山泊に敵対する構えをみせている。激怒した晁蓋は兵を率いて曽頭市を攻めたが史文恭の毒矢を受けて死亡する。
 楊林石勇と北方へ馬を買いに行った帰り、青州の盗賊郁保四に教われ馬を奪われ曽頭市に運びこまれる。再び曽頭市との戦いになり、攻め滅ぼすと史文恭から照夜玉獅子を取り戻す。入山後、東平府攻めに参加。

 第百八位、軍中の機密伝達を受け持つ歩軍頭領となる。童貫率いる討伐軍との戦いに参加、九宮八卦陣の中軍を守備する役目を担う。高俅戦にも参加する。
 招安後、遼国戦に参加。方臘戦の杭州攻めで船が転覆し海に投げ出され溺れ死ぬ。平定後は義節郎に封ぜられる。

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