地壮星 母夜叉

孫二娘


 菜園子張青の妻。冷酷な夜叉として名が通り綽名は人呼んで母夜叉。元は孟州の十字坡で酒店を夫婦で経営、裏では追い剥ぎ強盗・殺人なんでもござれで、何人もの旅人が母夜叉の手にかかって命を落としている。
 痺れ酒を飲んだ中に花和尚魯智深もいたのだが、駆けつけた張青によって助けられた。僧侶・罪人・芸者には手をだすなと言いつけられていたにもかかわらず、孟州流罪として流れてきた武松に対して、酒に痺れ薬をもったが、逆に痛いめにあわされた。
 孟州で大騒動を起こして逃走中の武松を行者に変装させ二竜山へと逃亡させた。その後、魯智深武松から何度も誘いがあり、店をたたんで夫婦で青州の二竜山入りし、楊志曹正施恩の仲間となる。
 青州に来た呼延灼との争いから、二竜山を棄てて梁山泊に合流する。扈三娘顧大嫂で一隊を率いて北京攻めに参加。東平府攻めに参加する。

 第百三位、西山酒店および情報探知を担当。九宮八卦陣では三夫婦で後陣を率いて童貫の討伐軍と戦う。
 遼国戦に参加するが、檀州の守備以外の活躍はなく、方臘戦の清渓県で杜微の飛刀を受けて戦死。平定後、旌徳群君の位をうける。

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