天雄星 豹子頭

林冲


 元八十万禁軍教頭、彪のような顔だちにするどい顎、瞳は琥珀色。丈八の蛇矛を使い、小張飛と評価されていた。
 ふと立ちよった大相国寺の菜園にて魯智深と出会い義兄弟となったある日、妻を高衙内に横恋慕され、陸謙らの罠にはまり、帯剣し白虎節堂を汚した罪となり、滄州への流刑になる。
 滄州への護送中、陸謙の密命を受けた護送役人董超薛覇に殺されそうになるが、危うい所で魯智深に救われ、無事に滄州入り。柴進に出会い、暖かいもてなしをうけた。
 囚人生活も柴進のおかげで気楽な毎日をすごしていたが、陸謙らの暗殺計画が再び身に迫り、ついに陸謙と役人を殺害し逃走、柴進の知り合い、梁山泊首領王倫への紹介状をの手に梁山へ登る。
 仲間入りを求めると、自分より優れる人材を嫌う王倫に、ていよく追い払われそうになる。配下の杜遷宋万朱貴は仲間入りに賛成したので、王倫は仲間入りの条件を出し、三日以内に下山し旅人の首を差し出せと言う。三日目に通りかかった旅人から金品を奪うと、その持ち主楊志と互角の戦いを見せ、結果仲間入りが認めれる。
 生辰綱を強奪した晁蓋達七人の梁山入りにて、またもや嫉妬心をたぎらせる王倫を見て、我慢のできず晁蓋を新しい首領に着かせる為に王倫を討った。晁蓋の許しを得て妻を山寨へ迎えいれようとしたが、すでに自害していてた。
 馬軍の主軸として多くの戦いに参加。宋江入山後、祝家荘へ出陣し扈三娘を生け捕りにする手柄をたて、高唐州戦では于直を討ち取る手柄をたてた。呼延灼戦では一隊を率いて戦う。魯智深を助けるべく華州へ攻め、曽頭市では負傷した晁蓋を守り、北京攻めから関勝戦、凌州、東平・東昌府戦に参加。

 第六位、梁山泊の馬軍五虎将のひとりとなる。童貫率いる討伐軍との初戦では馬万里を討ちとる手柄をあげ、九宮八卦陣では西陣白旗軍を担当する。高俅との戦いに参加。
 遼国戦では、檀州、薊州、覇州戦に参加。幽州では賀拆を討ちとり、兀顔光の混天象陣には一隊を率いて戦う。
 方臘戦では、盧俊義の隊に属し、宣州、独松関、杭州、歙州戦に参加する。平定後、杭州まで戻るが中風にかかり六和寺に留まる。武松に看病されたが半年後病死、忠武郎に封ぜられる。

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