地微星 矮脚虎王英
槍を使う五尺たらずの小男。素ばしっこくて狂暴、そして手の施しようのない色好きの性格を持ち、眼は鋭く、人は王矮虎と呼ぶ。
元は荷馬車引きをしていたが、盗みをして逃走。清風山の山賊燕順の元に身をよせ、のちには鄭天寿と五分の戦いをくりひろげ仲間入りを勧め、三頭目の結束が固められた。
清風山を宋江が偶然訪れた日、麓を通りかかった一行を襲い、女を捕らえてきたが宋江に戒められ、清風寨の知寨劉高の妻と知り解放する。たが、この一件が元で宋江は盗賊の頭だと囚われの身となり、宋江をかばった花栄も山賊の一味として青州府へ護送される事となった。
宋江と花栄を助けるべく護送役の黄信と戦い、青州府から討伐にきた秦明の軍五百をけちらすと、秦明は仲間入りを余儀無くされ、黄信も仲間に加わる。清風山では大軍に対抗する術がないため山寨を焼き払って梁山泊へ仲間入りする。
祝家荘攻めでは、扈家荘の扈三娘を見てまっ先に飛び出すが、不真面目な一騎討ちの結果は囚われの身となり祝家荘の捕虜。三度にわたって攻めた祝家荘はついに滅び、宋江の仲人で扈三娘と夫婦となる。
呼延灼戦、青州、北京、東平府攻めに参加。

第五十八位、三軍内を探事する馬軍頭領となる。童貫率いる討伐軍との戦いでは九宮八卦陣後軍を夫婦で率いる。
遼国戦では、檀州の守備。兀顔光の混天象陣との戦いに呼ばれ、扈三娘とともに阿里奇と戦う。
方臘戦では、常州、杭州攻めに参加。睦州攻めにて鄭彪の妖術に惑わされ戦死。仇討ちに向った扈三娘も鄭彪に殺されてしまう。平定後、義節郎に奉ぜられる。
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