地軸星 轟天雷

凌振


 元は禁門の甲仗庫副使。自ら火砲を開発・製造し、宋国砲手の第一人者としての腕を磨く。轟天雷のこの綽名には、宋の時代の大砲の威力が感じられる。
 呼延灼が梁山泊討伐の指揮をとり、戦いを優位にすすめるが、梁山泊の湖を攻略できないため、援軍として討伐軍に参加、自慢の大砲である風火砲、金輪砲、子母砲を用いて梁山泊山寨を攻撃する。危険を感じた呉用の策略でおびき出され捕虜となり、すでに仲間入りした彭玘宋江から説得され仲間に入る。
 入山直後より強力な大砲を用いて呼延灼の討伐軍を追いはらい、青州、北京、東昌府攻めにも参加。

 第五十二位、梁山泊の諸物作成の大砲製造を担当。九宮八卦陣では大砲隊を率いて中軍にはいり、童貫軍を震えあがらせる。
 遼国戦では、宋江の隊にはいり、檀州を攻める。
 方臘戦では、常州、杭州、睦州攻めに加わる。集団戦において大砲は不可欠な存在となる。妖術を用いて多くの仲間を倒した包道乙に大砲でとどめをさした。
 平定後、武奕郎の称号を受け、火薬局御営に任ぜられる。

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