地勇星 病尉遅孫立
元は登州一の武芸の持ち主として恐れられる兵馬提轄。綽名は顔色が薄黄色であり、唐の時代活躍した鞭の達人尉遅恭から、病尉遅と呼ばれ、一本の虎眼竹節の鉄鞭を使わせたら敵なしという猛者である。
登州で酒店を営む弟孫新と妻顧大嫂から、罠にはめられ命を狙われている解珍・解宝兄弟を助け出すので手を貸してくてれと迫られ、職を捨て牢破りに協力する。
解兄弟を救出後、妻とその弟の楽和、登雲山の山賊だった鄒淵と鄒潤とともに梁山泊へ仲間入りにいくと、祝家荘と交戦中。仲間入りの手土産に、若き日々同じ師匠の元で武芸を習っていた欒廷玉が祝家荘の武芸師範をしている事を利用し、登州の好漢をひきつれ祝家荘を落とす計略を実行する。
うまく祝家荘の人々をだまし、屋敷内に潜り込む事に成功すると、対戦した石秀といかさま勝負をし、わざと捕らえて信用を得た。数日し、祝家の三兄弟と欒廷玉が出陣したのを見計らい、祝家荘を内から攻め滅ぼした。
入山後も多くの戦いに登場、高唐州、呼延灼戦、青州、芒碭山、曽頭市、北京、東昌府の戦いに参加。

第三十九位、梁山泊の馬軍小彪将兼斥候となる。童貫戦では九宮八卦陣の西陣白旗軍林冲の副将として参加。
遼国戦では、檀州から宋江隊に加わり薊州、幽州と進み、寇鎮遠を討ち取る。兀顔光戦にも西陣の副将として加わる。
方臘戦も前線で活躍するひとり。丹徒県、常州、蘇州、杭州、歙州攻めに参加する。
平定後、武奕郎・都統領に任ぜられ、登州へと赴任する。
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