天巧星 浪子燕青
北京の大富豪盧家に孤児として育てられた使用人。主人盧俊義には小乙と呼ばれ、絶対の忠誠を誓っている伊達で粋な好漢。擦れ違う子女からは浪子と、もてはやされる好男子。
白い体には見事な刺青を施し、体は小柄ながらも相撲の腕は天下一。武術から舞踊まで一通り得意し、わけて弩の腕は百発百中を誇る。一を教えると十を学ぶ頭のキレに、日頃から盧俊義も一目おく存在。
盧俊義が梁山泊の仲間入りした事に疑問を抱いたが、屋敷と財産を奪った都管の李固によって追い出されてしまう。乞食に身を落として危険を伝えようと盧俊義の帰りを城外で待っていたが、乞食姿を見て驚いき信じてもらえず、李固の毒手にかかり役所に捕らえられる。
盧俊義が流刑となった事を聞くと、護送中密かに待ち構えていて、盧俊義を亡き者にしようとする董超・薛覇を射殺し救出するが、目を離したスキに再び盧俊義が捕らえられてしまう。梁山泊へ助けを求めて向かう途中、楊雄と石秀に会い、危機を知らせる。
梁山泊軍は三度にわたって北京城を攻め、盧俊義は救出され第二位の席につくと、ともに仲間入り。
曽頭市では盧俊義と後軍を指揮し、見事に史文恭を捕らえる手柄をたてる。東昌府攻めに参加。

第三十六位、梁山泊の歩軍頭領となる。東京で李師師に会い、牛頭山の偽宋江退治、泰山の相撲大会では連続優勝の任原を投げ飛ばし、李逵と大暴れの多望な役目。
童貫戦、九宮八卦陣では戴宗と二人で中軍で伝令の役目。
徽宗皇帝に直訴、宿元景への使者となり、高俅の屋敷に軟禁された蕭譲と楽和を救出。苦労の末、梁山泊に招安をもたらす。
遼国戦では、盧俊義の隊に属し檀州攻め、兀顔光の混天象陣と戦う。
方臘戦では、盧俊義の隊に属し丹徒県、秀州を攻め。雲璧と名乗り柴進と方臘軍の本拠地に潜入、内応して方臘一族を滅ぼす。
平定後、東京へ凱旋途中で盧俊義に軍を抜けようと相談したが、聞き入れないため一人姿を消した。
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