天罡星 玉麒麟

盧俊義


 北京の大富豪、棍棒を得意とする。屋敷には燕青・都管を勤める李固をはじめ多くの使用人を抱え、不自由ない暮しをしていたが、名前が売れていたため、梁山泊の首領にしようと宋江に目をつけられてしまう。
 易者に化けた呉用の策に落ち、難を逃れる為に泰山へと向かう途中で李固の他、多くの使用人とともに梁山泊に捕らえられてしまう。梁山泊では手厚くもてなされ、毎日酒宴を用意され帰るに帰れない。すべて呉用の策で李固を先に帰らせて家族を安心させれば良いと、また数カ月間、引き留めて宴会攻めにされる。
 呉用から密かに主人は仲間入りしたと聞かされた李固は、北京に帰ると役所に訴え出、家財を自分の物にし燕青を追い出す。北京へと戻った時には賊の一味として手配されていて、屋敷に戻ったところで捕らえられた。
 無実のまま流罪となるが、燕青によって護送役人の董超薛覇殺し助けだされる。梁山泊へ逃げ込もうとするが、再び捕らえられ処刑を宣告される。ちょうど様子を探りに来ていた石秀が処刑寸前で救出をこころみるも、城から逃げ出す事ができず再び牢獄へと入れられる。
 梁山泊から贈られていた金によって、牢役人の蔡福蔡慶から辛い目に会う事はなかった。そして三度にわたって北京を攻め滅ぼした梁山泊軍によって救出されると燕青とともに仲間入りとなる。
 曽頭市攻めに加わり、宿敵史文恭を生け捕りにする手柄をあげ、宋江から首領の席を譲られるが固く断った結果、東平、東昌府攻めで先に落とした方が首領となる約束となり、東昌府を攻めたが、張清に苦戦し宋江の救援を得て落とす事ができた。

 第二位、梁山泊の総頭領となる。童貫との戦いでは鄷美を捕らえ、兀顔光の混天象陣を破り耶律得華を捕え、遼国を投降させる。
 方臘戦では、兵馬副総管・平南副先鋒となり、宣州、湖州、独松関、杭州、歙州を攻める。苦戦の末、方臘を捕らえる事ができたが、多くの好漢を失った。東京へむけて凱旋途中、燕青は去って行った。
 平定後、武功大夫・廬州安撫使となるものの、高俅楊戩の悪だくみによって毒殺される。

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