天立星 双鎗将

董平


 河東の生まれ、戦術・知略にもたけ、芸事にも熱心な為、風流双鎗将と呼ばれている。元は東平府の兵馬都監。太守の程万里の娘に惚れ、仲人を介して何度も縁談を持ちかけていたが、うまく断られていた。
 梁山泊軍が攻めてくると、宋江からの挑戦状を破り、王定六、知り合いの郁保四を棒打ちにして追い返し、得意の双鎗で韓滔徐寧を退けるが、深追いした結果捕虜となり梁山泊入りする。東平府を落とす計略に自ら参加し、程万里を討ち、娘を連れ出す。
 東昌府戦では、張清と戦うが勝敗はつかなかった。

 第十五位、梁山泊の馬軍五虎将の一人となり、西の旱寨を守備する。九宮八卦陣の東南を担当、童貫を追い詰め韓天麟を討ちとって討伐軍を退ける。高俅戦では腕を負傷し、戦列を離れる。
 遼国戦では、盧俊義の隊に属し、檀州攻めで耶律国珍を討ちとる。薊州、玉田県、幽州の戦いに参加。兀顔光の混天象陣と戦う。
 方臘戦では、盧俊義隊の一員として宣州、湖州、独松関と攻めるが腕を負傷。無断で張清を誘い、関所を攻めるが思うように双鎗が使えず張韜の刀を背に受け戦死。平定後、忠武郎に封ぜられる。

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