天弧星 花和尚魯智深
元は渭州の提轄で本名は魯達、背には見事な百花鳥の入れ墨を持つ。人探し中の史進に声をかけられ、膏薬売りの李忠と三人で酒を交していると、隣で泣いていたあわれな歌唄い翠蓮とその父に出会った。訳を聞くと肉屋の鄭に苦しめられていると知り、金を出し合い郷里に帰すようにし、つい力が入りすぎて鄭屠を殴り殺してしまう。すぐに渭州から逃亡する。
代州にて偶然金父娘に出会い、世話になっている長者趙の屋敷にしばらく厄介になり、趙の案により坊主に身を変える。しかし禁酒を守れず五代山で二度も大暴れし、追い出され開封の大相国寺と向う。
青州で李忠と再会、その部下の周通と出会い桃花山に招かれ、瓦罐寺では史進に再会し、悪僧の崔道成と行者丘小乙を成敗する。
開封の大相国寺では菜園番として日々を過ごし、ならず者の前で錫杖を披露していたとこを林冲が目にし、すぐに意気投合し義兄弟となる。
林冲が冤罪で流刑となると、護送中殺害しようとする董超・薛覇から守って、無事滄州まで見送る。その後、高俅に恨まれる事となり、開封の夜を大騒ぎさせ、菜園に火を放って逃亡する。
孟州では張青・孫二娘に痺れ酒を飲まされ殺されかけ、青州の二竜山に山寨を構える
竜を頼って仲間入りを願ったがあしらわれ途方に暮れる。
おなじく二竜山を目指していた楊志と出会い、二人して山寨を乗っとるべく曹正の策を借りて鄧竜を倒すと楊志とともに二竜山の頭領となる。後に武松が仲間に加わり、三人を慕って曹正・施恩・張青・孫二娘が入山する。
桃花山から使者が来て、青州から呼延灼が攻めてきたと知ると救援に向かうが、簡単には勝負はつかない。手薄となった青州城を攻めた白虎山の孔明だが、桃花山攻めから密かに引き返した呼延灼によって捕らえられてしまうと、梁山泊に救援を求めつつ三山の総力を上げて青州城を攻める。
青州城を落とすと、桃花山・白虎山の好漢達とともに梁山泊へ合流。少華山の史進を仲間に加えるため武松と使者となって向うが、史進が華州城に囚われの身となっている事を知り、単独で救出に向かう。だが救出に失敗し捕えられるが、梁山泊軍の出陣によって華州城は落ち、無事救出される。北京、曽頭市、東昌府攻めに参加。

第十三位、梁山泊の歩軍頭領となり、南側第二の関門を守備。童貫の討伐軍と戦う。
遼国戦では、宋江の隊に属し、益津関で大暴れする。凱旋途中、五代山にたちより、智真長老に会う。
方臘戦では、宋江の隊に属し、常州、蘇州と進み、杭州では鄧元覚と互角の戦い。睦州攻めで夏侯成を深追いし山中へ迷い込むが、出会った老僧の指示にしたがって山中で待っていると、方臘が現われ生け捕りにする。大手柄をあげるが、六和寺にて銭塘江の潮信を聞き、自分が死ぬと悟り座禅を組み円寂する。忠武郎に封ぜられ、義烈照禅師が加賜される。
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