天富星 撲天鵰

李応


 元は鄆州独竜岡の東に屋敷をかまえる李家荘の長者、戦では渾鉄の点鋼鎗を使い、背には五本の飛刀を備える。あだ名は天撃つ鷲を意味し、百歩離れた所からでも確実に人を射る事ができるという。
 中央の祝家荘の祝朝奉、西の扈家荘の扈太公とは生死をともにすると誓いあった間柄だったが、使用人と主管杜興が以前薊州で世話になったという楊雄石秀が訪問したことから、事件が起こった。
 祝家荘に捕われの身となっている時遷を引き渡してもらう様手紙を二度も書いたが、手紙を破られたうえ賊の仲間だと侮辱される。怒って武装して祝家荘に向かったが、三男祝彪に矢で撃たれ肘に傷を負うと、屋敷にひきこもり梁山泊が祝家荘を攻めた時には中立の立場をとる。
 祝家荘が梁山泊に滅ぼされるると、宋江の強引な勧誘で、杜興と梁山泊入りする。華州、北京攻めに参加。

 第十一位、梁山泊の金銭糧食を司る役目となる。遼国戦では、檀州、幽州戦に参加。混天象陣の兀顔光と戦う。
 方臘戦は宋江隊に属し蘇州、杭州戦に参加、睦州攻めでは伍応星を討ちとる。
 平定後、武節将軍・中山鄆州都統制となるが、半年後に病と偽って辞職。杜興とともに平民に戻って生活する。

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