祝家三男

祝彪


 独竜岡に住む祝家荘の祝朝奉の三男、兄弟の中では一番の猛者と知れ渡る。兄は祝竜祝虎。武芸教師に欒廷玉を迎え意気盛ん。
 祝家店の大切な時を告げる鶏を盗んで食べたとして、ちょうど敵対している梁山泊に行く途中だと言う時遷を捕らえると、東の李家荘から釈放しろとの手紙が届く。怒って使いを追い返すと、主管の杜興がやってきた。これも痛めつけて追い返すと李応みずから武装してやって来た。同じく武装して対戦するが、槍ではひけを取る為に矢を放って李応の肘を撃ち、追い返す。こうした事から梁山泊との全面戦争が始まる。
 緒戦では地の利を活かし梁山泊軍を悩まし黄信を捕らえ、二戦目では許嫁である西の扈家荘の扈三娘が加勢に来て王英を捕らえる。秦明鄧飛と次々と捕虜にし有利に戦いをすすめるが、欒廷玉と古い付き合いのある孫立が兄弟仲間を引き連れて訪れると疑う事なく迎えいれたため、呉用の計略にはまる。孫立石秀を捕らえるのを見て信用した為、屋敷内が手薄になったところで内応され、屋敷を乗っ取られる。
 楊雄との勝負は互角ではあったが、屋敷を奪われたと知ると西の扈家荘に助けを求めるが、すでに梁山泊とは和議を結んでいる扈成によって捕らえられ、護送される途中で出会った李逵によって殺される。

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