金眼虎

鄧竜


 青州の三山のひとつ、二竜山を根城にする盗賊の頭。元住持であったが、悪仲間を誘って山賊に身を転じた。宝珠寺ををそのまま山寨として砦を築く。
 手下達への統率力はなくても、麓の村々を襲い略奪を繰り返す無法者軍団と恐れられていた。厳固な山寨と険しい道に官軍は手をやき、幾度となく官軍の進行を妨げている。
 小心者であり、尋ねてきた魯智深の仲間入りをうまく拒んでいたが、楊志曹正を味方にし策を用いて山寨へ入りこんだ魯智深に錫杖で頭を割られ、あっけなく生涯を終えた。

[登場回:17 一覧