生薬屋主西門慶
陽穀県に住む金持ち。県庁前で生薬屋の開いており、金にものいわせて裏表と怖いものなし。街の住人から役人まで一目置かれている悪党。
藩金蓮の落とした掛竿が、頭巾をはたき落とした事から出会い、ひと目で気にいると王婆に取り入って仲人となってもらい、互いに欲情をたぎせ結ばれる。
武大が仕事へ出るのをみはからって、毎日王婆の家で密会を繰り返す。隣り近所の者、知らない者はない。だが街の梨売り小僧の鄆哥に密会を知られ、それが元で武大に現場をおさえられた。
腕にはいささか自信があった。小男武大の鳩尾をひと蹴りし重症を負わせる。亭主が寝たきりをいい事に堂々と密会を繰り返す。
だが、亭主武大の実弟が、景陽岡で虎を退治した武松知ると王婆の智恵を借り毒殺と証拠隠滅に協力。金の力にモノを言わせ、武松の帰宅後も事件への追及をもみ消す。
だが、裏金の力で正攻法では無理と悟った武松は実力行使に出、まず藩金蓮から事実を聞き出すと、仇討ちを開始。酒楼で酒を飲んでいたところを武松に踏み込まれ、抵抗の末に路地に叩き落とされて命果てる…
その後、判決は武松有利となり、一族は皆殺しとなった。
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