師範王進
元は禁門教頭として人望厚く、慕われる棒槍師範として禁軍を指導していたが、直属の上司に高俅が就任すると、身に災いがふりかかった。父、王昇にひどく痛めつけられた恨みから、高俅に命を狙われる恐れを抱き、老母を連れ二人で延安府を目差して逃亡する。
開封を出て幾日かして史家村に宿を求めた翌朝、激しい逃亡生活の無理がたたってか、老母が病を患った。史家の主人の親切から、しばらく屋敷にて養生する事になり、史家の息子の史進と出会う。
主人に厄介になっている借りもある事から、師となり史進に知る限りの武芸を教えこむ。次々と技術を会得し武芸十八般すべてを伝授すると、高俅からの追手が迫り史家に迷惑がかかっては、と気掛かりになり、再び延安府目指して旅たった。
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