花花太歳

高衙内


 父の兄、高俅に養子として迎えられたので衙内と呼ばれる。とりまきを引きつれ、父の権力をいいことに街のわがもの顔で歩き、人妻に手出しする事から花花太歳と呼ばれきらわれていた。
 五嶽廟で出会った婦人にひとめ惚れし、いたずらをしていたが駆け付けた林冲を見て退散する。林冲の妻だと知ると、どうやって奪い取ればいいか、とりまきの富安と麌侯の陸謙を使い、策を練って林冲から奪い取ろうとしたが、ことごとく失敗。ついには恋煩いで寝込んでしまう。
 林冲の妻に惚れ、奪い取れずに寝込んでいると、老執事の口から高俅の耳にはいり、わが子かわいさに策を用いて林冲を陥れる。
 林冲は滄洲へ流罪となると、林夫人へ強引に縁談を持ち込んだが、林夫人は固く拒み、ついには自害してしまう。

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