「大洲の青石」とは、愛媛県の大洲地方でとれる輝緑岩系の

青緑色の石のことをさして呼ばれています。 

愛媛県には「伊予の青石」「石鎚の青石」等と

呼ばれる石がいくつかありますが、

これは 主に西条市と三崎町で採れる石を指します。

「伊予の青石」「石鎚の青石」は、全て「緑泥変岩」という種類の石で、

河川で採れる「川砂利」もしくは「川の石」のことです。

これらの石には法律上採取できる量に制限があり、

現在ほとんど採ることができないのが現状です。

そこで近年、 大洲の青石が県内のいたるところから

注文を受けるようになりました。

公共工事を始め、庭の敷砂利に至るまで、

様々な場面で「大洲の青石」が用いられるようになってきています。